買わないと絶対に損! 読み聞かせ用 面白絵本1選 5月編
今回は、私が5月に読んだ30冊以上の本から、
この絵本は面白かった!!
読み聞かせにぴったり!
子どもが楽しそうに絵本を読む姿が目に浮かぶ!
といった視点で2つの本をセレクトしました。
ぜひ気になった方は、学級文庫や読み聞かせリストに入れてみてください。
人気になるのは間違いなしです!それでは、いってみましょう!
ワニさんドキッ はいしゃさんドキッ
「ワニと歯医者、恐怖の治療」
1冊目は、五味太郎さん作の「ワニさん どきっ はいしゃさん どきっ」です。
この物語は、歯医者は苦手だが、歯の痛みで仕方なく歯医者を訪れることになったワニと
患者がワニであることに恐怖心を抱いている歯医者さんの物語です。
それでは、以下で
「ワニさん どきっ はいしゃさん どきっ」のポイントを1つ深掘りしていきます。
受け取る側で印象が異なる言葉の意味
1つ目の面白さは、「受け取る側で印象が異なる言葉の意味」です。
この物語は前述の通り、歯医者さんを訪れるワニと治療する歯医者さんの2人の物語です。
歯が痛くて歯医者さんに行くのが乗り気でないワニと
患者がワニということで、怪我をするかもしれないのという恐怖心を抱いている歯医者
の心情が綴られる言葉やセリフによって絶妙にクロスするのです。
例えば、歯の治療が始まる前の
「こわいなぁ。」というセリフも
ワニの視点で考えると、痛い治療をされないか心配だな、怖いなぁ
と読み取ることができますし、
歯医者さんの視点で考えると、ワニの口の中に手を入れるなんて、危ないなぁ、怖いなぁ
と読み取ることができます。
他にも
「でも がんばるぞ」というセリフも
ワニの視点で考えると、歯医者の治療は怖いけど頑張って受けてやるぞ
と読み取ることができ、
歯医者さんの視点で考えると、ワニの口の中に手を入れるのは怖いけど、治療してみせるぞ
と読み取ることができます。
このように
同じセリフでも立場の違いによって受ける印象が絶妙に違う面白さ
が最後まで展開されています。
まるで、アンジャッシュさんのコントのような面白さを体験することができるでしょう。
言葉のもつ意味を知れば知れば知るほど楽しめる
「ワニさん どきっ はいしゃさん どきっ」おススメです。
終わりに
買わないと絶対に損! 読み聞かせ用 面白絵本1選 5月編
いかがだったでしょうか。
私の理想としては、
読み聞かせから1人読みに繋がり、
1人読みをした子がまだ読んでいない子に面白さを広げて、
絵本の面白さが子どもから子どもへ伝播していったら最高だなと感じています。
今回紹介した絵本でクラスに共通した絵本の面白さがブームになってくれたらと思います。
これからも子どもたちと絵本を通して良好な人間関係を築き、
スマートな教員を目指していきましょう!
では、また。次の記事で Thank you!