【読み聞かせ】子どもにとって1番身近⁉︎食べ物の絵本おすすめ3選

【おすすめ絵本】子どもにとって1番身近⁉︎食べ物の絵本3選

読者の悩み

・朝の会やちょっとした授業のスキマ時間の、子どもたちの過ごさせ方がわからない。

・小学生に読み聞かせるおすすめの絵本が知りたい。

・短時間でクラスを盛り上げたい。

こういった疑問に答えます。

絵本!?

絵本の読み聞かせなんて、幼稚園かせいぜい一年生までだろ

と思っている人もいるかも知れません。

はっきりいいます。

本当に盛り上がります!

現役小学校教員の僕が朝の会で実際に使っているので、嘘ではありません。

朝に読み聞かせをすると、子どもたちも一日シャキッとしてくれます。

 

本記事の内容

1,うどん対ラーメン

2,とっても大きなさんまのひらき

3,たべもんどう

今回は、子どもたちにとっても身近な食べ物にまつわる絵本を3つ紹介します。

身近な故、子どもたちも興味深く聞いてくれます。

ちなみに、まだ教室で絵本を読んだことがない先生方は

読み聞かせたら必ず盛り上がる絵本3選【低〜中学年】」を先に実践してください!

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これで、子どもたちも絵本の虜になります。

もちろん、お母さん、お父さんにもおすすめです!

では早速どうぞ!

 

1,うどん対ラーメン

内容

ある日、うどんの元にラーメンからの果し状が届き、麺類最強を決めようと決闘になります。

お互いに技や秘密兵器を出しながら戦う麺同士のバトルは意外な結末を迎えます。

 

レビュー

うどんとラーメンという子どもの好きな麺類のトップ3にはいる麺同士の戦い絵本です。

タイトルを聞いただけで、自分たちの好きな食べ物が戦う!?と引き込まれるし、ワクワクすることでしょう。

読む前に、子どもたちから「麺類なら何が好き?」と、アンケートを取るのもいいかもしれません。

展開としては、内容にあるように主人公のうどんに麺類の中の最強を決めようじゃないかとラーメンから果し状が届くところからスタートします。

いざ、戦うために公園に行くと、そこで待ち構えているのは、いかにも子どもが笑いそうな太眉で目力強めのおじさん。

見た目からしてキャラの濃そ~~なラーメンおじさんが待ち構えているのです。(コロコロコミックのデンジャラスじーさんに似てる気がします笑)

そこから戦いが広げられていくのですが、出てくる技の1つ1つがナルト手裏剣や変わり身の術など、うどんやラーメンの料理の特徴を生かした技など、いかにも子どもが好きそう(特に男の子)な構成になっています。

そんな戦いも終盤になると、それぞれの秘密兵器を繰り出します。

これはネタバレになるので言えませんが、ラーメンの秘密兵器に驚き、うどんの秘密兵器に大いに笑うでしょう。

私もうどんの秘密兵器の意外性に大人でも面白さを感じてしまいました。

初見で読む時には、子ども達と同じ目線で楽しんでください。

そして、いよいよ秘密兵器で決着が着くと思ったその瞬間!2人の頭上に巨大な宇宙船が……!!

一体、麺類最強の戦いはどのように帰着するのか!?

最後の最後のオチまで麺類でまとめられた「うどん対ラーメン」

ぜひ子ども達と一緒に興奮しながら読んでみてください!

 

2,とってもおおきなサンマのひらき

内容

主人公のまたやさんは、いつも買い物をしに行くと「大きな食べ物」に興味を奪われて買って帰ってしまいます。

持ち帰った食材にドタバタに巻き込まれても、またやさんはめげることはありません。

 

レビュー

最初にこの絵本のちょっとした伝説から話します。

この絵本は学校の図書室にあったのですが、私がクラスで読み聞かせをしてから、1年間必ずクラスの誰かが借りた絵本です。

図書の時間にクラスの誰かが返却した瞬間、他の子が借りるので、おそらくその1年間は私のクラス以外の子はこの絵本を借りられなかった程の人気を誇った絵本です。

内容としては至極単純でまたやさんが市場に行くと、「大きな食べ物」が売っています。

ただし、この「大きい」というのが、ただの大きいではなく、イメージとしては新橋のアサヒビールのビルの上に付いている金の泡並です。(この例え伝わりますかね苦笑)

まぁ要するに絵本ならではの正に巨大すぎる食べ物なのです。

それだけで子どもは「えぇー‼︎」、「ありえなーい‼︎」と引き込まれることでしょう。

絵本では、またやさんはその巨大な食べ物を買って帰るのですが、家に着いてからも大波乱。

それでも懲りずにまたやさんは、また市場に買いに行くと大きな食べ物を見て

「ええなぁ。」と癒しの一言。

そんなのほほんとしたストーリーなのですが、子ども達には強烈に印象に残ったようで、何回も読んでみたくなるような絵本だったのでしょう。

絵本を読み聞かせして分かったことですが、子ども達は絵本にどこかとんでもない展開を期待しているのかもしれませんね。

「とってもおおきなさんまのひらき」現実には絶対にあり得ない、絵本だからこそ表現できる空想の世界をまたやさんと一緒に楽しんでみてください。

3,たべもんどう

内容

ストーリー性ゼロ!

でもだからこそ読みやすい!

見開きのページごとに食べ物たちからの問答に読み手が回答

参加型の絵本です!

 

レビュー

食べ物×問答(クイズ、間違い探し、早口言葉、回分など)に子ども達にとって非常に身近であり挑戦心を最大限にくすぐられる絵本です。

絵のタッチも可愛さよりもコミカルな感じが問答の雰囲気とよくマッチしています。

問答も簡単すぎず難しすぎず、低学年の子でもしっかり観察したり、練習したりすれば出来るようになっているので、実にちょうど良いレベルの問答になっています。

1ページ1ページめくりながら、クラスの子ども達にクイズを出したり、早口言葉を勝負したり楽しんでみてください!

ちなみに答えをもしっかり載っているので、もし答えが分からなくても安心です。

最後にはもう1度読みたくなるような仕掛けも隠されているので、読み聞かせをした後の子ども達も自分で手に取って1人読みしたくなることでしょう。

子どもも大人も頭フル回転のたべもんどう、是非読んでみてください!

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

いつもICT機器を紹介している僕ですが、先生本人が盛り上げたり楽しませたりする姿を見せると、より子どもたちとの距離も近づきます。

侮るなかれ、絵本!

ぜひ、絵本を通して、子どもたちと素敵な時間、絆が深まる時間を過ごしてください

そして、スマートな教員を目指していきましょう!

 

では、また。次の記事で  Thank you

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