【教員はどっちを買えばいいの?】iPad ProとiPad Airの違い
※今回は、必要な情報だけをサクッと3分程度で読めるようにまとめた記事となっています。
読者の悩み
こういった疑問に答えます。
iPadで授業、憧れますよね。
僕は、iPadのおかげで授業のやり方、授業の準備方法が劇的に変わりました。
子どもたちへの効率的な伝わり方、効率的な働き方ができて、定時退勤も実現できています。
このブログでは、iPad Proを買うように勧めていますが、最近出たiPad Air4はApple Pencil第2世代使えるし、CPU(人間で言う脳みそ)も最新だし、値段も安い、なんと言っても軽そう!(実際そんな軽くありません)
結局、「iPad Pro」と「iPad Air4」どっちがいいの?
教育現場で使うことを考えて、これらの疑問に答えます。
本記事の内容
この記事を書いている僕は、初期iPadを使った授業を大学で研究。
授業でiPadを毎日活用して、3年。授業準備時間が10分の1になりました。
おかげでほぼ毎日定時に帰っています。
また、父の仕事の関係もあり、毎回Apple製品を買い替えているため、全機種使用しています。
こういった僕が解説していきます。
教員が買うべきiPad
結論から先にいいます。
教員で、iPadを学校で使いたい人は「iPad Pro 11インチ 128GB」を買いましょう。
デメリットが「5000円」と「重さ」だけだからです。
5000円すらケチりたい人は「iPad Air4」でもいいです。ただし、このあとの【「iPad Pro」と「iPad Air4」の主な違い5つ】を読んでから改めて考えてください。
重さに関してですが、Appleに詳しくない方の殆どが勘違いしていることがあります。
「Air」が製品名についていると、すごく軽いイメージをもつと思いますが、
実際は「Air」と「Pro」の重さの差は、たったの13グラムです。
あ、今「iPad Air」をけなしていますが、誤解しないでください。あくまで「学校で使う場合」の話をしています。
「iPad Air4」は個人的には、コスパが最強で、カラーバリエーションもたくさんあり、見た目がおしゃれです。
プライベートで使うなら、素晴らしいデバイスだと思います。
何度も言いますが、「学校で使う場合」は、iPad Proがいいということです。
プライベートで使う場合は、用途に合わせて考えてください。どちらの機種にもいいところがあります!
先生として現場で働いている際、一番手にとっているのは何ですか? 教科書? チョーク? いえいえ、iPadです。 ど定番ではありますが、やはり使い勝手が良いのと、授業、会議との相性抜群です。 iPadで何が出来るの? iPad[…]
iPadの機能を学校で最大限に活かす周辺機器! iPad自体、高機能で素晴らしいデバイスであることは間違いないです。 しかし、その素晴らしい機能を何倍にも何十倍にも引き上げてくれる周辺機器があります。 今回は、「学校現場で使う」という[…]
「iPad Pro」と「iPad Air4」の主な違い5つ
CPUや値段、重さ、違いを挙げればきりがないですが、教員が現場で使う場合を想定して、主な違いを5つ紹介します。
かんたんに解説します。
1,リフレッシュレートの違い(60ヘルツか120ヘルツ)
簡単に言うと、Apple Pencilの反応がいいです。
iPad Proは「ProMotionテクノロジー」を採用し、リフレッシュレートは最大で120Hzに対応しています。一方で無印iPad(第7世代)とiPad Airは通常のモバイル端末と同じ60Hz駆動です。
リフレッシュレートは画面の滑らかさを決める要素であり、値が高いほどスクロール等の操作がヌルヌルと動き、Apple Pencilで描画時の遅延も少なくなります。
学校現場で使う際は、必ずApple Pencilを使います。子どものノート指導もありますしね。
Apple Pencilを使う頻度が多い用途で、反応速度が大事なのは誰が考えてもわかりますよね。
2,TouchIDかFaceIDか
「iPad Pro」は、顔認証。「iPad Air4」は、電源ボタン部分での指紋認証。
個人的には、圧倒的に顔認証派でした。手をかざさずにロックが解除されるので、効率が良かったからです。
しかし、最近のコロナ事情で状況は変わりました。
マスクをしていると、顔認証が使えないからです。
しかし、学校現場で使う際は、これが意外といいのです。
理由は一つ、「かんたんにロック解除できない」からです。
子どもにかんたんにロック解除されると困りますよね。
指紋認証だと、なぜかわかりませんが、私の腕を匠に操作しロック解除してくる子どもが現れます。
(以前のiPad Proを使っていたとき、実際にありました。。。)
顔認証だと、私がマスクを取らない限り、ロック解除されません。
意外とセキュリティーにつながっています。
3,超広角カメラが付いている
iPad Proのカメラは、高性能です。様々なシーンに対応しています。
学校現場でも、子どもたちの写真を撮る、理科の観察に使う、運動会での激しい動きを撮影する、といったように様々なシーンに対応しないといけません。
いいカメラが搭載されたiPadのほうがいいですよね!
4,LiDARスキャナーの有無
iPad Proには、赤外線を使い奥行きを計測するセンサーがついています。
現実と仮想を重ねる拡張現実(AR)アプリが高速に、高精度になるのが効果のひとつ。
また、すでにある家具や壁との距離を正確に測ることもできます。
学校現場でどう使うかというと、月と太陽の大きさの比較を拡張現実で伝えることができるアプリがあったり、植物の大きさをカメラを使って測定したりします。
また、僕のフリーランス時代の友人が、今、学校で使えるARアプリを開発中です。
まだARアプリは多く出回っていないですが、今後の期待を込めてLiDARスキャナーがあるiPadを選びましょう。
5,スピーカーの数(Proは4つ、Air4は2つ)
これは、あまり学校現場での使用頻度は多くないですが、実際聴き比べると雲泥の差があります。
本体のスピーカーを使って授業することはまずないですが、たまに3,4人に音楽を聞かせるときがあります。
そういった、たまに起こる用途でも、困りたくないですよね。
5つの違いを説明しました。
iPad Proのほうが優れていることは十分伝わったかと思います。
最後に、値段の話。
大前提ですが、学校現場で使う際、ストレージ(容量)は、128GB以上あったほうがいいです。
iPad Pro11インチ128GBは、84800円。
iPad Air4は64GBか256GBしか選べず、256GBは79800円。
5000円しか変わりません。
iPad Pro買いますよね?
まとめ
今回は、「iPad Pro」と「iPad Air」の主な違いを5つ紹介し、教員が授業で活用したい場合はどっちを買えばいいかをサクッと解説しました。
教員で、iPadを学校で使いたい人は「iPad Pro 11インチ 128GB」を買いましょう。
そして、スマートな教員を目指していきましょう!
では、また。次の記事で Thank you