【教育】教室にいる子どもたちのモチベーションを高める方法
教員たるもの、自分の児童生徒のやる気を引き出す方法は、独自でいくつか持っているものです。
ただ、結構準備に時間がかかったり、その場しのぎの方法じゃないでしょうか?
学校内だけでなく、今後の人生においても使えて、子どもたち自ら実践する方法はないの?
本記事では、そんな悩みを解決する方法を2つ紹介します。
ちなみに、大人になっても使えるテクニックです。
先生方自身のモチベーションも高めましょう。
1,他人ではなく、過去の自分と比べさせる。
結論を言います。
他人と自分を比べていいことはないです。不幸になるだけです。
モチベーションは、だだ下がりです。
大人にも子どもにも言えることですが、人間は他人と比べたがりです。
情報が多く取得できる今の時代、どうしても他人が気になってしまう気持ちはわかりますが、意味ないです。
他人と比べるとき、『自分より下の人』『自分より上の人』と区分けしませんか?
『自分より下の人』と比べると、どうなるか。
答えは簡単。「あいつよりいい点数だ」「あいつよりマシ」と、甘えになってしまいます。
要は、自分を安心させたいだけなんです。
甘えると、成長はできないですよね。
逆に『自分より上の人』と比べると、どうなるか。
「なんであんないい生活してるの?」「なんで、俺二重跳びできないんだ?」「運悪いわ。。」
と、絶望してしまいます。
結果、他人と比べてもいいことは一つもないのです。
じゃあ、どうすればいいのか。
『過去の自分』と比べるようにしましょう。
過去の自分と比べて「ここが変わった」と感じられるようにしましょう。
これを感じ取れると、『成長した』と実感できます。
成長を噛みしめることができれば、モチベーションも勝手に上がります。(大事)
この方法は、勉強だけにとどまらず、何にでも応用できます。
「前より、50M走のタイム速くなった」「去年より、ブログ記事の更新回数が増えた」など
こうなったら、止まりません。努力も続けることができます。
じゃあ、どうやって過去の自分と比べるか。
次の、『成長を可視化させる。』で解説します。
2,成長を可視化させる。
『過去の自分』と比べるようにすればいいことはわかりました。
では、どうやって比べるか。
答えは簡単です。「可視化」すればいいのです。
目で見えるようにすれば、比べるのも簡単で、モチベーションも高まります。
子どもは、とにかくゲームが好きですよね?
なんで飽きないのか。
成長を可視化できるからです。
「モンスターを○匹倒しました。」「経験値〇〇ポイント貰いました。」「ポケモン図鑑は〇〇匹」「プレイ時間は〇〇時間」「いま全国で○位」「今のプレイで○キル」
すべてデータで成長、結果を可視化できます。
これを、勉強や趣味にも導入させればいいのです。
方法は色々ありますが、手っ取り早く簡単にできる方法は「数値化」です。
テストの点数が代表的ですが、「今日は〇問やった」「○文字書いた」と、小さなことでもいいです。
大事なことは、他人と比べないこと。
「去年は、家で勉強しなかった日が100日あったけど、今年は50日だった。」
と、過去の自分と今の自分を比べましょう。
「漢字テストで50点だったけど、今解き直したら80点だった」
これでもいいのです。私なら褒めてあげます。
スモールステップは大事です。
成長を噛みしめることができれば、モチベーションも勝手に上がり、努力も続く。
小さく進歩していることがわかれば、モチベーションも上がり、努力も続く。
そういうことです。
この方法がわかれば、子どもたちは勝手に自分を数値化し、努力を続けることができるようになります。
教員の役目?
そうですね、目標を決めてあげたり、可視化できるような資料・課題を提供することぐらいですかね。
まとめ
今回は、【教育】をテーマにブログを書きました。
成長を噛みしめることができれば、モチベーションも勝手に上がり、努力も続く。
小さく進歩していることがわかれば、モチベーションも上がり、努力も続く。
読者の教育現場で、少しでも役に立てれば幸いです。
「先生をよりスマートに」
では、また。次の記事で Thank you