教育現場で買うべきプロジェクターの見分け方
みなさんの学校には、プロジェクターがあるでしょうか。おそらく多くの方の学校がプロジェクターを1台から2台持っているかと思います。でも個人でプロジェクターを持っているかと聞かれると、多くの方は私物のプロジェクターを所持していないかと思います。今回は個人でプロジェクターを購入して、教室やその他の学校現場でプロジェクターを活用したい!という方のために、教育現場で買うべきプロジェクターの見分け方について解説していきます。
本記事の内容
・台形補正機能について
・最後に
どこのプロジェクターを選べば良いのか
プロジェクターに関してはある程度の金額をかける必要があるかと思います。では、どんなプロジェクターを選べば良いかというと、私個人としては、基本的にEPSON一択です。もちろん探せば他社の製品でも良いものはあるかと思いますが、私は学校現場で私物や学校備品のどちらにしてもEPSON以外のプロジェクターを使っている人は見たことがありません。特にこだわり等がなければ、皆が使っていて人気だからというバンドワゴン効果でプロジェクターはEPSONで良いかと思います。 そんなEPSONのプロジェクターの中でも性能面で見るべきポイントは大きく2つ ①ルーメン数 ②台形補正機能の有無 です。解説していきます。
(1) ルーメン数
いわゆるプロジェクターが映し出す画面の明るさです。このルーメン数が低いほど、小さい画面や真っ暗な部屋でしか、綺麗に映像が見れず、ルーメン数が高いほど、大画面や多少部屋が明るくても綺麗な映像を見ることができるのです。調べるときには家庭用ではなく、ビジネス用の会議室等でプレゼンなどで使用することを想定した製品がおすすめです。ルーメン数の具体的な数字としては3000lm(ルーメン)以上の物を私はおすすめしています。
(2) 台形補正機能の有無
台形補正機能とは、斜めから投影することで生じる歪んだ映像の形を修正して綺麗な長方形の形にしてくれる機能のことです。本来ならばプロジェクターとスクリーンは正対した位置に置かれるのが普通かと思います。ただ教室での使用の仕方を考えると、どうしても正対した場所にプロジェクターを置けず、スクリーンに対して斜めから映像を投影することが多く考えられます。そこで台形補正機能を使うことで綺麗な長方形の画像を見せる事ができるのです。教室で使用するプロジェクターを購入する際にはぜひ台形補正機能のあるプロジェクターを選びましょう。
以上をまとめると
EPSON製品で3000lm以上に対応しており、台形補正機能のついたプロジェクターが私の考える最適解です。私は上記の条件を満たしたプロジェクターを5年前に家電量販店で5万円ほどで購入しました。
最後に
以上が教育現場で買うべきプロジェクターの見分け方でした。
最後に私個人としては、今後はスクリーン、プロジェクターの活躍の機会というのはだんだん少なくなるのかなと感じています。
理由としては、教室内に電子黒板や大型モニターが設置される学校が増えていく事、
児童用のタブレットの普及が進み、教師が見せたい映像等を児童が手元のタブレットを見れば確認できるようになる事などが考えられるからです。
それでもプロジェクターについての知識を得ることは決して無駄にはならないし、決して安くない買い物でしたが、今も現役で1日1回以上は必ず使っているので、悪くない買い物だったと自負しています。
そして行政に期待して数年待たさせれるくらいになら、明日の自分のために自分のお金でプロジェクターに投資するのはアリな判断だと思います。
そして、この投資はタイミングが早ければ早いほどリターンが大きいです。
それでは今後も、スマートな教員を目指していきましょう!
では、また。次の記事で Thank you