【教員×お金】初任者がおさえるべきお金の話(初歩)
読者の悩み
こういった疑問に答えます。
私は、社会人になって初めて手にした給料を見たとき、なんだかワクワクしたのを覚えています。
その当時は教員ではなくフリーランスだったので、仕事が終わり次第、振り込み、時には手渡しでもらったりもしましたが、アルバイトではほぼ不可能な金額が振り込まれていてドキドキしていました。
頑張った自分が報われた感じがしました。
みなさん、頑張った末にもらえた大事な給料を、欲に任せて使っていませんか?
欲に任せて使うと、一瞬でなくなります。
僕だったら、月収1000万だったとしても一週間で使い切る自信があります。(?)
教員になっても、初任者や若者で欲のままに使っている人をよく見ます。(気持ちはわかりますが)
将来のことを考えると、やはりよくありません。
ということで、将来のためにも知っておくべきお金の話を4つのポイントに絞って紹介したいと思います。
本記事の内容
この記事を書いている僕は、フリーランスから教員になりました。
フリーランス時代は、安定しない給料に振り回され、とても苦労しました。(税金対策や申告も・・・)
そんな中、仕事の延長で多くの社長に出会い、資産を増やす大切さを学びました。
お金の話は、教員の世界ではなんとなく切り出しにくいワード。
更には、授業ではタブーくらいのイメージがあります。
日本の教育は、お金の話は教えないんです。というか、教える知識がないのです。
そんな教員にもお金の大切さを知ってほしいので記事を書きました。
近年、お金の話がポピュラーになりつつあり、You Tubeや本で多くの著名人が資産の解説をしています。
その知識とかぶっている箇所はもちろんあると思いますが、大切なことはどの人物が言っても同じです。
お金がある程度貯まると、心に余裕ができ、仕事もストレスなく働くことができます。
さらにこのブログでは、教員という立場からの視点で解説します。ぜひ参考になれば幸いです。
※4つのポイントの内「1、2」は全員におすすめ、「3,4」は人それぞれです。
1,毎月どのくらい貯金すべきか
結論:給料の10%を貯金しましょう。
これはお金の本の大ベストセラー「バビロンの大富豪の教え」に書いてあります。
至ってシンプル。毎月給料明細を見て、10%だけ貯蓄用の口座に入れるだけ。
毎月見なくても、公立学校の教員なら毎月給料が変動することはないので、年に一回振込額を見直しだけでいいです。
ちなみに私は、2つの口座に給料を振り分けられるので、そこの口座に自動的に振り込まれるようにしています。
(事務の人に聞いてみましょう!)
これをするだけで、100%の確率で資産は増え続けます。
100%というのは当たり前なのですが、投資や資産を増やす方法で「100%」は本当に大事です。
ちなみに、教員の生涯賃金が約2億5000万円なので、単純に考えると、この行動だけで老後には2500万円行きます。
2,保険は加入すべき?
結論:「生命保険」・「火災保険」・「教職員賠償保険」の3つに入りましょう。
教員初任者に注意していただきたいことトップ3。
①面倒な主任に近づかないこと
②断る勇気をもつこと
③保険業者に騙されないこと
どれも厄介ですが、特に保険業者がかなり厄介です。
普段は保護者も入れない職員室に普通に入り込み、営業をかけてきます。
また、自分の学校だけかもしれませんが、イケメン、美女を投入してきます。
保険がすべて悪いと言っているわけではありません。
しかし、何も知識がない状態で、保険屋さんの話を聞くと、無駄な保険に入ってしまうので気をつけようという話です。
毎月取られる保険料ですから、とても大事なのです。
「確率は低いけど、起こったら損失大」というところを保険でまかないましょう。
自分が死んで、家族が路頭に迷うなどです。
個人的には、自分の子供がいなかったら、自分が死んでも誰も損失しないので、保険は不要だと考えます。
家族がいる場合を想定して、入るべき保険は3つ。
①生命保険(掛け捨てで)
②火災保険(家を失う&火災で他人に迷惑を掛けるリスク)
③教職員賠償保険(訴えられたときに役立つ。500円ほどで加入できる。)
もし、自動車を所有しているなら、自動車保険もありです。
怪我やガンは、公的保険で十分です。
もし、すでに加入しているのであれば、思い切って解約しましょう!
3,確定拠出年金、何で運用すればいい?
結論:株式100%で運用しよう。
確定拠出年金とは、「国民年金などの受給額だけでは足りないよ」という人のために、上乗せで準備する年金のこと。
iDeCoと呼ばれていますね!
要は、老後資金を作るための制度です。
「非課税になる」ということと「原則引き出せない」ということの2点がポイント。
この制度を使うことにより、強制的に貯金させられ、引き出せないので、貯金が苦手な方は特におすすめです。
逆に、しっかりと欲に打ち勝ち、貯金できるよ、という人はあまりおすすめしません。
「引き出せない」というのが、かなり足を引っ張ります。
もちろん株式で運用するので、資産価値が下がるリスクもあります。
「引き出せない」となると、もしものときの出費や、資産価値が下がったときの損切りができません。
よく自分の性格を考えて手を出しましょう。
※元本確保型の商品はやめましょう。長期の株式投資は、損する確率が限りなく0なので。
4,初任給で、何を買うべき?
結論:「iPad」「スーツ」「つみたてNISAで1000円でも積立設定」
このブログで散々言っています。
iPadとスーツを買いましょう!
スーツは、採用試験のときに着たものがある?
まあ、見た目にこだわらない人ならそれでいいかもしれませんが、世の中見た目で判断する人は多いです。
特に仕事関係は!
しっかりしたオーダースーツを着用しましょう。
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そして、「つみたてNISA」の話。
これに関しては、投資に少しでも興味があるならやってみてはいかがでしょうか、という話。
つみたてNISAという制度は、20年間の間に得た投資の利益が非課税ですよ、というもの。
自動的に積み立ててくれるので、管理も楽で、iDeCoと違っていつでも引き出せます。
(とはいえ、長期に渡って投資するほうがリスクが低いので、基本は引き出しません)
証券口座を開設したならば、やってみてはいかがでしょうか。
年利5%だと、普通に年40万貯金した場合より、500万円以上の差が付きます。
証券口座は、楽天かSBI証券が圧倒的におすすめです。
手数料が安いので。
まとめ
今回は「初任者がおさえるべきお金の話」ということで、基本的なお金の話をしました。
今回のポイントを守るだけで、老後2000万円も夢ではなくなり、将来の漠然とした不安は少なくなります。
どれも小さな行動でできるので今日から一つでもやりましょう!
僕もまだまだ勉強中です。
お互い老後もスマートな教員を目指しましょう!
では、また。次の記事で Thank you